新型コロナウイルス感染症対策分科会第15回(令和2年11月12日開催)の資料8で、横浜スタジアムでのプロ野球ゲームにおける技術実証について報告されている。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/bunkakai/corona15.pdf
技術実証の目的・概要
目的
• 本技術実証においては、収容率50%上限とされているイベントにおいて、その上限を超える人数であっても現状のガイドラインで
認められているものと同レベルの感染予防環境が実現できているかを検証する
• 具体的には、収容率50%上限時に比べ、上記検証に資するようマスクの着用率や人の行動等の各種データを取得する。
• また、上限を超える人数の場合における、イベント時及びイベント前後における人の動きを調査し、感染予防対策におけるいわゆる
「急所」の洗い出しを行うとともに、「急所」への対応の示唆だしも行う。新技術の導入による成果、対策の効果の検証が重要。
概要
• 横浜DeNAベイスターズー阪神タイガース(@横浜スタジアム)を、追加予防措置を講じた上で、収容率50%上限を緩和し実施。
キャリアデータやアンケート、ビーコン・カメラによる人流把握、CO2濃度の計測、カメラによるマスク着用率把握、COCOAチェッカー等からのデータを活用して、感染予防措置の実施状況、ハイリスクな場所の行動制御状況等について、結果を報告している。
技術実証のまとめ(資料8より)
